長田会計事務所 -渋谷区 原宿駅・明治神宮前駅近くの税理・会計事務所-

タックスニュース

タックスニューストップ | 2012年5月 »

タックスニュースは、いずれも問題点のみを取り上げて簡略に説明してあります。
実際の適用に当たっては、長田会計又は専門家にご相談下さい。

長田会計事務所 公認会計士長田信一
2012年4月

代償分割について

遺産分割を行う場合、分割が困難な場合に代償分割を行います。

例えば、
被相続人:鈴木誠
相続財産:時価相当6千万円の自宅のみ
相続人 :3名(鈴木一郎・二郎・三郎)
の場合。

自宅は相続人・鈴木一郎が相続
相続人・鈴木二郎と鈴木三郎は、それぞれ鈴木一郎より2千万円づつ金銭を受領

これを代償分割と言います。

遺産分割手続きは、以下の通りとなります。

1 遺産分割協議書の書き方     

1 相続人鈴木一郎は、被相続人鈴木誠の次の遺産を相続する。
(1)土地 ○○区○○町の自宅土地
(2)建物 ○○区○○町の自宅建物
(3)債務 相続人鈴木二郎に対し金2千万円の代償債務を負う
      相続人鈴木三郎に対し金2千万円の代償債務を負う

2 相続人鈴木二郎は、被相続人鈴木誠の次の遺産を相続する。
   代償金 相続人鈴木一郎に対し金2千万円の代償債権を取得する。

3 相続人鈴木三郎は、被相続人鈴木誠の次の遺産を相続する。
   代償金 相続人鈴木一郎に対し金2千万円の代償債権を取得する。

2 代償分割の決済方法  
鈴木一郎は、鈴木二郎及び鈴木三郎に対し、現金(預金振込)で支払います。


話を判りやすくするために、いささか極端な代償分割例になってしまいました。
一般的には、被相続人の遺産がいくつかあっても、相続割合で分けづらい場合
その差額を現金で決済する方法として、代償分割が利用される場合が大半です。

以上

タックスニューストップ | 2012年5月 »